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2023年09月
2023.09.19
「フッ素」について
多くの方は、歯医者さんでフッ素を塗ってもらった経験があると思います。
私たちの歯の表面では、毎日
① 虫歯がつくる酸で歯が溶ける、
② 唾液中のカルシウムが付着して修復される、
③ 歯が溶ける、修復、
が繰り返されています。
虫歯菌が酸を大量につくり、歯に穴が開いてしまうのが虫歯です。
フッ素は、唾液中のカルシウムが歯に付着するのをサポートする力があるので初期の虫歯を元に戻すことができるのです。
フッ素というと何か特別なもののように思われがちですが、実は身の周りの自然の様々な中にも微量に含まれています。
私たちはこれらから身体にフッ素を取り入れていますが、虫歯予防には十分ではなく、歯医者さんでの定期的なフッ素塗布が大切です。
2023.09.01
なぜ「かむこと」が大事なの?
かむことで多くの唾液が分泌されると、虫歯菌が作る酸を薄め、歯の表面が溶けることを防ぎます。
なので、よくかむことは虫歯予防につながります。
さらに「かむ」ことは乳歯にとってもとても大切。あごが発達し、適度な大きさになることで乳歯がきちんとはえることができ、下に待機している永久歯がはえてくるスペースを確保できるからです。
また、かむことは脳の活性化にも良い影響が出ます。よくかむと顔の筋肉が収縮して脳に刺激が送られ、脳の働きが活発になって思考力、集中力などが高められます。
現代の食事は昔と比べかむ回数が減っていますが、かむことはとても重要。子どもの時から習慣づけることが必要です。
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